海で・・ 755
「思っていた通りだ。遥ちゃんの身体は凄く…素敵だ…」
“そそられる”とか“エロい”とか言う言葉は敢えて避けた。
「嬉しいです………私も…見せて貰っても…いいですか?…」
一層に身体全体を赤く染め、遥ちゃんは掠れた声で小さく言う。
「遥ちゃんが脱がしてくれる?」
「いいんですか?」
「僕のが見たかったら、遥ちゃんの方からしてくれた方が嬉しいかな」
「はい、遥、頑張ります…!」
遥ちゃんが僕の服に手をかけて、脱がせ始める。
緊張からか、その手が震えているのがわかる。
そんな意地らしくもある遥ちゃんを僕はじっと見守った。
やっとの思いで上半身を脱がした所で、遥ちゃんの手が止まった…
やっぱりこの先は抵抗があって当たり前だよな…
「もうこの辺で止めておく?…」
僕は遥ちゃんの頬を優しく撫でた…
僕の言葉に遥ちゃんはぶるぶると頭を左右に振る…
「私が見たいのは…この先なんです…」
遥ちゃんはそう言うと、僕の掃いているジャージの前に手を掛けてきた。
恥ずかしさよりも興味の方が増している、というわけだろうか。
僕は特に何も言わず遥ちゃんに任せて、好きなようにさせた。
遥ちゃんはそのままジャージを下ろし、僕のパンツ越しにあるモノが遥ちゃんの目の前に現れる。
「すごい、これが男の人の…」
僕のモノはまだ3分の1程度にしか勃ってはいなかった。
それをこんなに驚いてくれるなんて、なんだか嬉しかった…
「上から触ってごらん…まだ柔らかさが残っていると思うよ…」
僕は遥ちゃんがそうしやすいように膝を開いて、腰を迫り出す。
「あっ、はい…」
遥ちゃんの指先が、そっとソコに触れてきた。