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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 749

『も』ってことは、秀人もこの人に相当気に入られたってことだね;…
それを聞いて安心するけど、もしかして危ない関係になってやしないかと心配もしてしまう…

まあ僕だってあかりさんとヤッちゃったことを考えると、偉そうなことは言えないんだけどね;…

薫さんは僕のジャージに出来た膨らみを見て、“くすっ”っと笑った…

皆が席に座って、テーブルに並んだ料理を囲む。
「いただきます」
普段からこんなに賑やかな夕食なのかな、ちょっと羨ましい。

この中で男は秀人と僕しかいないから余計に目立つ。
そしてこれだけの姉妹を育てた薫さんはすごいなと思ってしまう。

意外にもアヤさんの作った料理は美味しかった。
家事なんてしない人だと思ったいただけに、尚更に感激してしまう。

「アヤさんがこんなに料理が上手いだなんて、ちっとも知りませんでした。」
僕は口いっぱいに料理を詰め込みながら、アヤさんの顔を見る。

「そう言って貰えると嬉しいなぁ〜そうやっていっぱい食べて貰えることが、何よりの賛辞だぁはぁよぉ。」

「秀人くんと出会ってからよね、彩がお料理に本気になったのって」
「秀人はよく食べるから、作り甲斐があるんだよね〜」

確かにそうかも。
彼女が欲しいとか言う前は、それこそ色気よりも食い気な奴だったからね。

たくさん料理が盛られたお皿はすぐに空っぽになる。
おいしいアヤさんの手料理が食べられて満足でした。

腹も満たされたところで皆でリビングに移動する。

薫さんがいる為なのか、それともアヤさんに何か言われたのか?…遥ちゃんはもうベタベタとまとわり付いてくることは無かった。
まあ僕としては有難くもあったけど、ソファーの隅でションと肩を落とす遥ちゃんを見ると、何だか可哀想にも思えてくる…

「どうした?…何か元気なくなったんじゃない?」
僕は遥ちゃんの横に座り、そっと話し掛けた。

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