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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 747

「でも真帆は秀人と…」
「ああ、あれは俺が半ば無理矢理にヤッたようなもんなんだ…、だから真帆は、俺と仕方なく付き合わざるおえなかった…」

「お前は真帆のこと好きだったんだろ?…」
「ああもちろん!…だからあの時は、そんな形だったけど、付き合ってくれることになって目茶苦茶嬉しかったさ…」

未だに秀人の名前を出すと、真帆が浮かない表情をするのは、そういうことがあったからなのかな、と思った。

「俺がアメリカに行く前、一馬と真帆に会っただろ」
「うん」
「そのとき真帆が言ったよな、俺が後悔するようないい女になってみせるって」
「ああ…」

「あんな自分がフラれたみたいなこと言ってやがったけど…ホントは、俺の方がフラれたようなもんなんだぜ…」
秀人は照れ臭そうに鼻の頭を親指で掻いた。

「でも真帆は…秀人のこと長い間忘れられないみたいだったぜ…」
教室でオナっていた真帆…今となっては懐かしいよ…

「俺…アイツの心が一馬を求めいることが分かっていたから、身体だけでも俺を求めて欲しくてさ…だから真帆にはいろんなことしたし、させたんだ………でもそれって、ただ虚しさが増すだけだったんだよね;…」

やっぱり、真帆がいろいろ手馴れていたのは、秀人が教え込ませたからなんだな…
それもおそらくAVで得た知識だろうけれど。

「じゃあ、今の真帆があるのは秀人のおかげなんだな」
「なんかそう言われると勘違いされそうだけどな」
そう言いつつも秀人は笑顔だった。

「でも、俺が知らない間に、一馬もずいぶん男を上げたように思うよ…」

「そうでも無いよ…秀人みたいに黒くはないし…」
「馬鹿ぁ;そういうこと言ってんじゃないだろぉ;」

「"黒い"って何のことですぅ?…」
あっ;横に舞ちゃんがいたのすっかり忘れてたよ;

「ふふっ…それじゃあ一馬くんのは何色なのぉかしら?…」
直さんもいたんでしたよね;…

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