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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 744

「……あっ…ごめん、つい…」
わかってほしくて、柄でもなく熱く語りすぎた。

「まあ…そのあかりさんって人は、おじさんにも一馬にも優しくていい人だってことなんだな」
「それがわかってもらえれば…ありがとう、秀人」

秀人の部屋に案内してもらう。

「だけどよ…お前よっぽどそのあかりさんって人のこと…気にいってんだな…」
「そんなんじゃねーよ…ただ秀人には分かって貰いたくてさぁ。」
「そうか?俺あんな熱い一馬んこと、始めて見たぜぇ…」
「そ、そう?…そんなことも無いだろ;」
「で…一馬お前…ヤッタのか?」

ぐっぇ;…

「何だ図星かよ;…まあお前のことだ、ヤッタというよかヤラレちまったんだろうけどな…」

まったくそのとおりである…
いや、あれは事故であって、僕もあかりさんもどちらもしようと思ってやったわけでは…

…何を言っても言い訳になる。これ以上は何も言わなかった。

秀人は衣装棚を開ける。
「まあ、好きなの選べよ」
「…たくさんあるな」
「彩が買ってくるんだ…俺も着たことないのもたくさんある」

「さっきはああも言ったけど、真っ新のパンツだっていくらでもあっから、好きなの持っていっていいぜ…」
色とりどりのパンツの入った引き出しを開ける秀人;
こんなにあちゃ、一生掃ききれねーんじゃね?

「でもよ…秀人お前、こんなの掃いてんのかよ?」
僕はパンツを広げて眉を顰める。

「彩の好みでよ;…ビキニタイプしか掃かせてもらえないんだよね;」

「この上にスーツ着てるのか?」
「最初は違和感バリバリだったけど、その内慣れてくるもんだよ」
そう言って笑う秀人。
「もちろん家から持ってきた普通のパンツもあるけどな」

アヤさんの趣味も、あかりさんに負けず劣らずってところか…

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