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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 740

「その恥ずかしがる男の人の顔が見たくなっちゃいますね」
…遥ちゃん、君はお姉さんによく似てますよ。

「遥ちゃんは秀人のこと、どう思ってるの?」
「お兄ちゃんみたいな存在かなぁ…一緒にいて楽しいし」
この子も、萌ちゃんみたいに…

「でも、私はガツガツした人より控えめな男の人の方が好きなんだ…」

「そ、そうなんだ…」
何て返しならいいか分からない;…
…今まで年下の女の子とは、接点無かったもんな…

「優姉の前では…恥ずかしくないんですか?…」
「えっ?…」

「だってさっき…裸になったんですよね?…優姉の前で…」

「え?…あ、ああ…」
答えに困る。
もしかして優ちゃんとしたのが、遥ちゃんに聞かれていたのか?
…そのときって、僕、服脱いでいたっけなぁ。

「ごめんなさい、変なこと聞いちゃって」
「いや…」
「大丈夫ですよ、私たち秀人さんと彩姉で慣れてますから」

それもどうかと…

「「まあ皆が待ってるから、行くか…」
「はい…続きは後でってことにしますかぁ…」

後って何ですか;?…
てか、何で手繋いでんの?…

まあ中学生といえばそういう年頃…
ここは年上として、暖かい目で見てあげなくちゃだよね…

遥ちゃんと一緒にリビングに。
心配したけど、秀人はちゃんと服着てました…当たり前か。

「一馬くんも一緒に」
アヤさんがコーヒーを入れてくれた。
「時間大丈夫?遅くなったら私が送っていくよ」
「ああ…すいません」

遥ちゃんがなかなか繋いだ手を離さないのを見て、アヤさんはニコリと微笑む。

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