海で・・ 738
「うあっ…」
アヤさんに少し触られるだけで身体がゾクゾクする。
「ココも、たくさんの経験を積んだってことね」
「はい…」
アヤさんはニコリと微笑んだ。
アヤさんの手は離れるどころかさらに僕の股間を這い回る。
「あ、あの、アヤさん…」
「どうするぅ?…もうすぐ秀人が来ちゃうはぁね…」
アヤさん;それが分かっていて;…貴女はやっぱり悪女ですよぉ;
「僕;…秀人との仲、壊したくは無いんですけど…」
「そう思っているにも関わらず…ココは言うことを聞いてくてない…。ふふ、大きくなってきたぁ。」
そりゃそうですよ;…アヤさんの触手…滅茶苦茶気持ちいいですからぁ;
「うううぅ…」
ピンポイントに僕の気持ちいいところを刺激するアヤさんの指。
それに思わず情けない声が出てしまう。
外に聞こえないよう、歯を食いしばっても無理だった。
…すると、そこに
「アヤ姉ぇえええええ!!!!桜が泣き止まないのぉおおお!」
大泣きする桜ちゃんの叫びと、アヤさんに助けを求める萌ちゃんの悲鳴…
うぉっと@@;…何ごとですかぁ;?!
一目散に部屋を出て行くアヤさん…
僕はズボンにできたテント張りを晒したまま、1人ポカンとしてしまう;…
まあ、あのままあのアヤさんを放置しといたら、どこまでいったか分からない…
よかったと言えばよかったのかもしれないな;
僕は苦く微笑みながら、ソノ頂きを"ツ〜ン"と指先で弾いた。
あとは、心を落ち着かせて、この高ぶりが収まるのを待つだけかな…
僕は安堵と残念な気持ちが少し混じったようなため息をついた。
萌ちゃんが慌てる声も、桜ちゃんの泣き叫ぶ声も少しするとなくなった。
さすがアヤさん、母は強し、か。
「おーい、桜が泣いてたけど大丈夫なのかぁ」
あっ…秀人も風呂から出てきたのか…