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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 734

その顔で察したのか、秀人もニッと笑顔を作る。

「なんか俺には一馬が一段と男を上げたような気がしてならんわ」
「そんなことないそんなことない」
「そうかぁ?俺の知らないこの間に、抱いた女の数が俺を上回ったんじゃないか?」
「秀人は何人なんだよ」

「俺は…、彩と一緒になってからはあんま浮気はしてなんだよね…」
秀人はらしくなく、照れたように言う。

「そ、そうなのか?」
「ああ、だから間違いなく一馬に軍配は上がると思うぜ。」

そういうことならそうかもしれない…
秀人の始めては真帆で…2人目がアヤさん…その後結構遊んでいたけど、その期間はそう長くはなかったからな…

それに比べて僕はというと…
優ちゃんに茜に初音はもちろん、あかりさん・みゆきさん、香織さん、成美に瑠璃子さんに唯、彩花…
…両手に収まりきるだろうか?

「一馬は抱くというより抱かれるほうか」
「…そうかもな」
その辺が僕自身よくわからない。
成美にはいろいろ開発されかけた反面、彩花に対してはオラオラ系だったと言われたし…

「一馬は昔っから、強くでられると…嫌とは言えないタイプだからなぁ〜…」
「あっいや、僕は彼女たちと関係してきたことを、一度も嫌だなんて思ったことは無いさ…」
 
「ほぉ〜それでもって、皆それぞれを愛しているとでも言うつもりか?…」

ドキッ;…
「あ、ああ…まあそうだけど;…」

「それが一馬のすごいところだよ」
「そうかな?」
「俺だってそうしたいけど、知らない間に周りの人に順番というか、優劣をつけて考えてしまうんだな…」

秀人は僕の肩をバシッと叩く。
「今の一馬には勝てんな」
「秀人…」
そう言って、秀人は風呂場に入っていく。

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