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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 731

「はあ、はあ、……」
と荒い息を吐きながら、全体重を預ける… 
優ちゃんはきっと重いだろうに、逃げることなく僕を抱きしめてくれた…

暫くの間2人は無言のままそうして身体を合わせていた…

僕のモノはすっかり芯を無くし、ソコから自然に抜け出した…

「うふふふっ」
優ちゃんが可愛らしく微笑んだ。
「2人きりで出来た。すっごくよかったよ」
「僕も。優ちゃんが幸せならそれでいいよ」

廊下からバタバタと足音が。
「…聞かれた?」
「舞や萌じゃないかな…彩姉と秀人さんのアレのときも聞き耳立ててるくらいだし」

「いいのか?…こんなことしてたのがバレても…」
「大丈夫だよ…彩姉は多分、こうなることが分かっていて、2人にしてくれたんだと思うから…」

確かに、アヤさんだったらそのくらいお見通しかもしれないね;…

「でも参るな…この後どんな顔して妹さんたちに会ったらいいのか;…」

「別に変な顔しなくていいよ、今に始まったことじゃないから」
「そうなの?」
それはそれで心配だけど。

「一馬くん、優、秀人が帰ってきたわよ〜」
ドアの向こうからアヤさんが呼ぶ。

…慌てて服を着たのは言うまでもない。

「おお!一馬ぁ!…」
部屋を出ると、長い廊下を秀人が駆け寄って来た。
スーツ姿の秀人を見るのは初めてだ。

「悪ぃい…突然お邪魔してるよ…」
「何言ってんだ、一馬なら何時でも大歓迎だ!」
僕と秀人は、互いの背をポンボンと叩き合った…

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