海で・・ 726
優ちゃんは僕の攻撃から逃げながらある部屋のドアノブに手を伸ばす。
きっとそこが優ちゃんの部屋なのだろう。
「待って、中で、お願い!」
優ちゃんは僕の身体を跳ね除け部屋へと入る。
僕も続けて部屋に入ると、優ちゃんを押し倒し覆い被さる。
強引に下半身に手を伸ばし、スカートもろともにパンティーを剥ぐように脱がしてしまう…
「ぃやぁ!」
優ちゃんの悲鳴にも近い声で、僕はハッと我に返った…
涙ぐむ優ちゃんを見て、僕は罪悪感に冴え鈍れる…
「ご、ごめん…優ちゃんごめん!…」
自分のしてしまったことを後悔しながら、僕は必死に優ちゃんに誤った…
優ちゃんはそれにビックリしたような表情を見せた。
「優ちゃん、ごめん…」
僕はひたすら謝る。
「一馬くん…一馬くんは悪くないよ。みんなに聞こえちゃうと恥ずかしいと思って、私…」
「ううん…でも…」
僕は優ちゃんの身体を抱きしめた。
「私ひとりが裸んぼうなんて恥ずかしいなぁ…」
優ちゃんは僕の耳元で小さく呟いた…
「あっ…うん…」
僕は身を起こし、制服のシャツとズボンを一気に脱いだ。
「それもねぇ…」
優ちゃんはテントを張ったボクサーパンツを見ながら、ニッコリと微笑んだ。
さっきの涙が嘘のようだった。
それでもなんだか安心した僕は抵抗なくボクサーパンツも脱いで、それを優ちゃんの目の前に晒す。
「一馬くんはやっぱり男の子だね♪」
「まあね…」
美人姉妹が揃って、際どい話もあったらね。
「おっきいなぁ…」
優ちゃんは僕のそれに手を伸ばす。