海で・・ 710
「一馬くんのココ、すごく元気だよ。それにとても熱い」
彩花はそう言って薄く微笑む。
「彩花…」
「私に、任せて」
お嬢様のようで奥床しいように見えた彩花…だけどそれは僕が抱いている印象にしかなかった。
「一馬くん、大好き」
彩花は僕のモノをそっと握り、舐め始める。
ビクッン!!…
最も弱い箇所である雁下にチョロチョロとした舌先が這ってくると、僕の身体は反射的に跳ね上がってしまう…
「ぁ…気持ちいいょ…彩花…」
僕は背中を反り、彩花がやりやすいように腰を浮かせ、その部分を高く掲げる…
舌先がモノ全体を這い回り、ゾクゾクする感じが身体中を駆け巡る。
彩花は懸命に僕の気持ちいいところをピンポイントに舌先で突いたり、舐めたりしている。
「男の人がどうされると気持ちいいのか、私なりに研究した成果だよ」
彩花のことだ…古来から書かれたそういった類いの本を研究したんだろうね;…
半脱がしになっていた僕のズボンとパンツは踝から抜き取られ、続いて上半身に着ていたシャツとTシャツまで脱がされ、僕は全裸になってしまう;…
いくら人があまり来ないとはいえ、こんな所でこんな姿…;いいんでしょうか;…
「彩花…人が来たらどうするの…」
「来ないよ。来るはずがない」
彩花は妙な自信を持って言い放つ。
「大丈夫だよ…一馬くんはそのままでいてね…」
彩花は僕の上に跨り、自らのスカートを脱いでいく。
「私だって、こんなになってるんだ…」
淡い紫色のパンティがあらわになる。