海で・・ 709
「あ…彩花…」
「私はその彼女みたいに真面目じゃないから…ずっと関係は続けていけると思うの…」
肩に触れる手に力が篭る…
「ありがとう…なんだかこんな相談してゴメン…」
僕を好いてくれている彩花に対して、別の女の子との失恋話しをしてしまったことを今さら申し訳無く思う…
「いいよ、気にしないで…一馬くんが私を頼ってくれたのが、すごく嬉しかったの」
彩花は僕の肩を抱きしめて、僕に身体を密着させてくる。
「彩花…」
「私は一馬くんしか男の人、知らないから…」
柔らかな唇が重なる…
「うぅ;…」
こうなることを予知をしていなかった僕は面食らってしまう;…
それでも口の中に入ってくる彩花の舌を感じると、ピクンと股間が反応してしまう;
「きょ、今日はそんなつもりで来た訳じゃないんだぜ…」
そう言いながらも、その手は彩花の乳房を揉んでいた…
ワイシャツの上から、豊かで形のいい乳房を手のひらで包み込む。
…唯よりも、彩花のほうが大きいかな
そんな要らないようなことが、頭の中を掠める。
「私は、期待してましたよ…はしたない子でごめんね」
彩花は力を込めて、僕の身体をそっと押し倒した。
「ううん、彩花は、とてもいい子だ、けど…」
こんなことには嫌悪感を抱く子だとばかり思っていただけに、なんだか驚いちゃうんだな…
「今まで本でしか知らなかったこと…いろいろ実演させて欲しいの…」
そう言い、僕のベルトを解きチャックを開く彩花…
君って今まで、どういう本を読んできたんですかね;?…