海で・・ 703
「ああ、僕も唯と一緒にイキたいから…」
唯の身体をソファーに横たえさせ、正状位の体勢をとる。
「こっちの方が、男は好きに動けるからね。」
僕は唯に向かい軽くウインクして見せ、唯の膝を抱え上げると、腰をぐっと前に迫り出す…
「ああっ…すごい、すごい、いいっ!気持ちいいよ〜っ!」
唯が身体を激しく震わせながら甲高い声でヨガる。
さっきより早く、激しく突き動かすと唯の中も僕自身をキツく締め付けてきて、思わず眉間にシワが寄ってしまう。
「ああ〜、ダメ、ダメ、やああああん!ひゃあああん!いく、イッちゃうよ!!」
唯の中はヒクヒクと痙攣して僕を痛いぐらいに締め付けてくる。
「ぅ;…」
脚の爪先から熱い塊がはい上がってくる…
僕は身体に力を込めてそれを必死に堪えた…
「唯ぃぃ…僕ぅも…、、イき…そ………だぁ!!」
「ああ〜〜ん!私も、もうダメ、イッちゃう、イッちゃうの…」
「唯…」
「一緒にイッて!私の中に一馬の、いっぱいちょうだい!」
唯は限界が近づく中で、精一杯の笑顔を僕に見せてくれた。
「唯…イクよ…」
ラストスパートとばかりに僕は小刻みに腰を振る…
「あっ!」
次ぎの瞬間、腰骨に電流が走り、それが自身の先を目掛けて駆け抜けていく…
僕は顎が抜けるぐらいに大きく口を開き、天を仰いだ…
ドバッ!!
まさしくそんな音が聞こえてきそうな、弾き出されたような射精だった。