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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 697

「なぁあ涼!」
そう言うなり、勢いよく涼の尻を叩く彰人…

「ぐぅぇ…!」
尻を押さえて机にうっ伏せる涼…

「ほぇ?…俺そんなに強く叩いたかぁ?…」
不思議そうに僕の顔を見てくる彰人…

そんな;…彰人も経験したら分かるよ;(汗;)…

「高柳くん、大丈夫?」
心配して工藤さんまで駆けつけるではないか。

「あ、ああ…」
何とか応える涼。しかしまだ痛そうというか、お疲れというのか。
女子の皆さんは男にしかわからないであろう苦しみなので…(汗)

…成美に注意する必要があるのだろうか。

とは言っても、涼も子供じゃないんだから…とも思うけど、箇所が箇所なだけに無茶されるとかわいそうだからな;
まあそれに、涼には璃子さんというカノジョがいるんだもんね…

「おぃ涼…保健室連れて行こうか?…」
僕は誰にも聞かれないように、涼の耳元で小さく聞く…

「大丈夫大丈夫、何もしなきゃ平気だよ…今日は体育もないからね」
「でも…」
「それに、新城先生にこんな姿見せるのも恥ずかしいし…」

まったく、僕だってこんな経験はない、成美さんは涼にいったいどんなことをしたんだろう。

…そんな中授業が始まる。
それからの涼は何も気にすることなく、至って普通に過ごしているように見えた。

休み時間になると翔が寄ってきた。
「高柳、大丈夫か?」
そんなの僕に聞かずに本人に聞いて欲しいよな…

「普通にしてるから、平気じゃないか…」
僕は涼をチラ見しながら無愛想に答える。

「慣れてないと、暫く違和感あっからなぁ〜」
「そんなこと言って、翔は経験あんのかよ?…」

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