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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 70

一馬の顔は花が咲いたように高揚する。

「F高で決まりだね。あそこは風紀も厳しいからK高のような事は、絶対に起きないはよ・・」
唯は目を細めながら、一馬の顔を覗き込む。

「は、はい!僕、F高に行きます!」
「ふふっ。そうは言っても、もう一踏ん張りしないと無理よ・・」
「はぁい!真帆とミキさんと同じ学校に行けるなんて、僕、夢のようですぅ〜!」
「だから、F高は風紀が厳しいって言ったでしょ?今みたいに校内で真帆ちゃんとHな事はできないはよ。」
「げぇ!・・」
「知ってるはよ。。2人がいたる所でHしてるの。。」

対面に座っている唯の脚が伸びてきて、一馬の股間を柔んわりと踏みつけた。


「トイレに入った真帆ちゃんがなかなか出てこないと思ったら、一馬くんもいたのね…」
一馬の股間を足で弄りながら、唯はニコニコ微笑む。
一馬にとっては、それは恐怖にしか思えなかった。

「若いっていいね…」
途端、唯がガックリと項垂れた。
「そ、そんな、唯さんだって…」

「そんな怖がらないで・・私なんてもうオバサンだと思っているんでしょ?」

「そんなこと無いです。そんな風に思っていたら、こんな風には・・」
自分で言いながらも、一馬は自分の身体の正直さに顔を赤らめた。

「嬉しいは。でも弄られたら興奮する・・男の子にとって、それは条件反射みたいなものですものね。」

「恥ずかしいです・・」
一馬は確かに唯の言う通りだと思った。
その思いは、最近の真帆とおざなりなセック○しかしてこなかった自分への反省となった。

「唯さん、ごめんなさい。このままだとパンツを汚してしまいそうです・・」
「外に出す・・?」
「いいえ・・唯さんとヤレば気持ちいいのは分かっています。でも、ヤレばきっと後悔する・・」
「そうね・・」
「唯さんのことも大好きだけど、今は真帆とミキさんを悲しませたくないんです・・」
「分かったは・・」
唯さんの脚が股間から離れた。
一馬は射精感を堪えるように、強く脚を組んだ。


「それじゃ、今後とも頑張るように!」
「はい!」
唯との進路相談が終わった。

「ふぅ…」
唯の足によって興奮させられた股間は落ち着きを取り戻した。

「よしっ」
気合を入れなおす。
今後も受験勉強の手を抜かないこと。
そして、次に真帆と二人きりになったときは、愛のあるセック○をしようと心に決めた。
「(学校内でするのはもう止めかな…)」

そう心に誓いながら、廊下を行く唯さんの後ろ姿を見つめる。
スーツに貼付いた形のいい尻が、プリップリッと左右に揺れていた。
(惜しいことしたな...)
一馬は早くも誓いなど忘れ、煩悩に誘惑されていた。

それも無理も無いことだった。
男の性欲のピークが10代後半と言われている中で、正に伸び盛りである一馬がそれに打ち勝てる訳などないのだ。
それでも15才という年令で、その捌け口となる女性がいる一馬は幸せかもしれなかった。
一般的な中学生はその煩悩を打ち払う為に、1日に何度となく自らを扱き立てる・・それが健康な男子なのだ。

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