海で・・ 687
「せ、先輩?!…」涼は驚愕の声を上げる。
当然だよね…突然の登場プラス、その手は涼の尻丘を、ぐっと左右に開いているんだもんな;…
「ふふ、涼くんも成美って呼んでくれて構わないよ。」
「あっ;ちょっと止めてください…そんなことされたら恥ずかしいですって;…」
「うふふ、瑠璃にはオラオラ系なのに、そんな可愛いこと言っちゃって〜」
「そ、そんなことないです…」
「ふふ、女の子はデリケートなんだから、大切に扱ってよね、瑠璃、痛くて泣いちゃったから…」
確かに成美の言うとおり、瑠璃子さんは涙をいっぱいに溜め、痛みを堪えているように見えた。
僕はそんな瑠璃子さんの頭を優しく撫でてあげる。
こういう時は普段より快感を高めてあげないと、苦痛が増すだけだもんね。
瑠璃子さんのうなじに舌を尖らせる…
「あぁ!…」
甘い声を上げたのは、留璃子さんではなく涼だった…
それは成美が涼の禁断のアソコを攻撃したんだと、僕には直に分かった。
僕だって真帆に散々弄られて、女の子みたいな声を漏しちゃったもんね;…
口を半開きにして涙を溜める涼の頭も、僕はヨシヨシと撫でてやる;…
「一馬…」
涙目で何か訴える涼。
気持ちはわかる。でももう少し辛抱な。
君だって瑠璃子さんを多少なりとも苦しめてしまったのだから…
「ああっ、ん…」
瑠璃子さんも声をあげる。
「瑠璃子さん、大丈夫ですか?」
「そ、そういうじゃないの…なんだか身体が変なのぉ…」
吐息混じりに、瑠璃子さんは顔を赤らめた。
多少なりとも苦痛が和らいだことが分かり、ちょっとホッとする…
「ココを使うの…初めてですよね?…」
瑠璃子さんは声には出さず、コクンと頷いた…