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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 672

「もし藤堂先生が実家に帰ってるなら、僕もそのときは一緒に…」
「そう?それなら心強いかな…ありがと」
僕の気持ちをミキさんは知ってか知らずか、微笑んだ。

…プールのほうでは楽しそうな声が響く。
「今日は練習はほどほどね。今は自由時間かしら」
ミキさんは変わらず笑顔だ。


水掛け合い、キャキャと騒ぐ女子たち…
その中でも工藤さんは、郡を抜いてる可愛いかった。

「一馬…俺やっぱ名古屋行くよ…」
「ん?…どうしたんだよ勢なり…親はいいのかよ?…」
「親に何と言われようが俺は…陽菜と名古屋で一泊するぜぇ!…」
「へぇ?…;」

言ってることの意味がよくわからないのですが。
僕ら2人と思っていたのが、どうしてそこに工藤さんも関係してくるのかがそもそも…

「お前なんか勘違いしてないか?」
「そうか?」
「今計画してるのはただの旅行じゃないんだぞ?」

「頼む一馬!この通りだから!」
僕に向かって両手を合わせる翔…全く何考えてんだか?;…

「要するにお前は、藤堂先生に会いに行くのに託つけて、工藤さんとヤろうと思っている訳かよ?…」
「そんな;…ヤルとか、そういうこと言うなよ…」

「だったらちゃんと言ってやるよ…翔は藤堂先生を餌に…工藤さんの処女を奪おうとしてる…そういうことだろ?…」

「よくわかったなお前…」
「いや考えなくてもそうだろ。わかりやすすぎるよ」
…勉強はできてもその他がアレな人か、翔って人は。

「ここで踏み出さないと、何時迄も今のままだから、俺だって…」
その気持ちはわかるけどさあ…

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