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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 668

アヤさんと関係を持ったのは秀人より早いんだものな。
僕とは境遇が似ているから翔のことは応援してやりたい。

「それにしても、シンクロ部の人は、先輩も一年生も綺麗な人、可愛い人ばかりだよな…」
「そうだね…」

丁度成美と植田先輩が準備運動を始める姿が見下ろせた。
「そう言えばさ、今度藤堂先生に会いに行くんだけど、翔も一緒に来てくんない?…

「藤堂先生って俺らの担任だった?…」
「ああ、水泳部顧問のさ…」

「一馬が付き合って欲しいって言うなら構わないけど…俺、あんまあの人のいい噂聞か無いぜ…」

…その噂って、やっぱり植田先輩絡みのことだろうか。
何とかして誤解を解いてやりたい気もする。

「一馬は、あの人のことどう思ってるんだ?」
「僕は、噂されてるようなことをする人じゃないと思ってる」
「そうか…」
翔はまた僕に聞く。

「藤堂先生に会って、いったい何をするつもりなんだ?」

「出来ればまた学校に戻ってきて欲しいと思っているんだ…女性上位のこの学校を変える為にもね…」
「それはまた大きくでたねぇ〜」
「翔だってそう思うだろ?…今回の水泳部の男子たちが引き起こした事件だって、根底にはそれがあると思うんだ…」
「ああ確かに…水泳部の奴らの水着って、今どき誰も穿かない小さいブーメランタイプの競泳用を無理矢理掃かされてたもんな…」
「あああれも、生徒会の女子たちや女の先生たちが、勝手に決めたことらしいさ…」

「でもそれって、乗り越える壁が高いような気がするぞ…?」
「うん、だから、中原先生にも力を貸して貰おうと思ってる」
「中原先生か…」
「うん、藤堂先生とは学生時代に先輩後輩の間柄だったんだ、そこで話をつけてもらって…水泳部の顧問としてだけでも復帰できないかな…」

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