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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 67

はぁ・・はぁ・・はぁ・・・
一馬の荒い息も修まってはいなかった。
美貴の身体に崩れ落ちるかのようにその身を重ねた。

一馬にとって、こんなに激しいセック○は始めてだった・・

美貴の心臓の音が自分のドクドクとした高鳴る音と重なり、全身は今だ汗が流れ出していた。

ヌルッと精液に塗れた竿が力無く膣から抜け出る・・
今まではイッてからも、芯は多少なりとも通っていた・・
しかし最後の一滴まで絞り出したソレは、柔らかくしなだれている。

確認するように、美貴の膣を素手で拭う。
こんなにも出したのか?と思うほどの精液が手の平をベットリと濡らした。

(気持ちよかった・・・ミキさん・・・)
一馬は心からの達成感に酔いしれ、その手で美貴の顔を撫でた。


美貴が意識を戻し、お互いの息が整うのにしばらく時間がかかった。
2人は裸のまま、ベッドに座る。

一馬は美貴がひたすら隠していたことが気になった。
「…ミキさん、何があったんですか?」

一馬に抱いてもらった後の約束である。
「うん…全部話してあげる…」

美貴は意を決したかのように、真面目な顔となる。
そしてその唇は震えていた。

「いいです・・無理しないでいいです・・」
一馬の腕が美貴を優しく包み込む。
「話したくないことは話さなくていい・・僕が無理に聞き出そうとしたから・・ごめんなさい。。」
一馬は本当に優しい男だった。

「一馬くんが誤ることないは・・それに聞いてもらいたいのよ・・私・・」
美貴は薄く目を細め笑って見せると、サイドボードに置かれたバージニアスリムを細いライターで赤く灯した。


美貴が語りだす。
「私、今K高で教育実習中なの」
「はあ…」
「一馬くん、K高が第一志望よね?」
「どうしてそれを…?」
「一馬くんのクラスの担任の唯さん…彩のお姉さんから聞いてるよ」


(森中先生・・・)
一瞬、森中先生の裸体が脳裏を掠め、一馬は美貴から目を反らした。

「私ね・・一馬くんと同じ学校に行きたかったのよね・・」
美貴は唇を尖らせ、深呼吸するかのように、ゆっくりと紫煙を吐き出す。

「煙草・・・吸うんですね・・」

「ええ、最近始めたの。煙草吸う女、嫌い?」

「いいえ、僕はミキさんを嫌いになんてなりませんよ・・それがどんなミキさんであったとしても・・」

その言葉に嘘偽りは無かった。
それでもそんな自分の言葉に照れながら、一馬は頭を垂れる。

撓垂れた性器が目に入る。
芯を無くしたそれは皮が戻り、すっぽりと全体を覆っている。
こんなに無褒美には、とても同年代の真帆の前では晒け出せない・・

一馬にとっては、やはり美貴は特別な存在なのだ。


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