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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 659

「ああ…知ってたんだな…」
「まあ、何と無くさ」
翔が真帆と僕のことを知っているなら、もう隠すことはない。

「そりゃ、ヤってることはやってるさ…付き合ってたら」
「やっぱり、そうなのか…」
「…?」
「…僕は鈴木みたいな勇気がないんだな…」

「マジに?…それじゃあ、まだ?…」
「ああ、キスは毎日しているんだけど…その先はなかなか…」

「そ、そっかぁ…」
それを聞いて、なんだか頬が緩んでしまう。

「でもよ、千葉って他の女性とはかなりヤッてるって聞いたけど…」
「あ、?…まあ…。でも他の人とはヤッてるってより、ヤラれてるって感じなんだよね;…」

「演劇部の二宮先輩もその一人だろう?」
「あ…知ってたんだ…」
「真帆が演劇部だからね。シンクロ部の先輩とも仲良いみたいで、話す機会があったんだよ」
「…そうか、まあ、あの人もその一人だな」
「他に付き合ってる人も、先輩が多いのか?」

「ああ、年上の女性に惹かれることが多いさ…鈴木もだろ?」
「ぅえ?な、何でそう思うんだよ;」

「俺見ちゃったんだよ…鈴木が内田先生と中原先生にヤラれてんの…」
げぇ;…それって僕が内田先生の処女を奪った時のことだ;‥
「アレはたまたまだったんだ…あの2人が、そういう関係で…」
「えっ…女の人同士で…?」
「それを見ちゃったわけで…」
それ以上、どう説明すればいいのかわからなかった。

「まあ、似た者同士なのかなぁ…」
「かもしれないな…」

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