PiPi's World 投稿小説

海で・・
官能リレー小説 - 年上

の最初へ
 626
 628
の最後へ

海で・・ 628

あれっ?…
茜や初音はよくても、成美には焼きもち焼くんだ;…

「大丈夫だってぇ〜!新藤さんから一馬くんを奪う気持ちなんて更々ないかぁら〜!」
「本当ですかぁ?」

「もちろんだよ。一馬くんが信藤さんを誰よりも大切に思っていること、ちゃんと知っているものぉ…」

「あ、俺もそう思う…。だから俺、信藤さんは諦めたんだから…」

おい涼;…それじゃ僕の為に身を引いたように聞こえるじゃないかよ;…

「へぇ、高柳くんもだったんだぁ。真帆ちゃん可愛いから、確かに気になっちゃうよね〜」
小春さんが言う。

「一馬はそんな太陽から選ばれた勇者なんですよ」
茜さん、言ってることが意味わかりません。
「でも、鈴木くんと真帆ちゃん、ホントお似合いだと思う!」
環さん…照れることいわないでくださいよ…

「だから私ゃ涼で我慢するしかなかったんだよね…」
おい!茜;…それ以上、口を聞くな!

「あら?高柳くんと木崎さんってそういう関係?…」
ほら見ろ;…小春さんが興味津々な顔してんじゃないか;…  

「あ、いえ;…俺は友達として…茜にいろいろ教えて貰っている訳で…」
涼;…しどろもどろになってるぞ…

「いろいろってどんな感じに?」
「ええ、もう、それは、いろいろと」
環さんの攻勢に冷や汗だらだらの涼。

「いやぁ、どんどんカップル成立ですかねぇ、瑠璃、早くしないと置いてかれるぞぉ」
「だから私は勝負してるわけじゃないし、焦ってもいないから!」
にやける成美に、植田先輩は意地を張る。

………
「参ったよ…茜がいきなりあんな事言い出すからよ…」

お茶会から抜け出した僕と涼は、鞄をとりに廊下を歩いていた。

「だよな…まさか皆の前で、『自分高柳涼は、茜さんに手取り足取り、性の手ほどきを受けました!』なんて言えないもんな…」

SNSでこの小説を紹介

年上の他のリレー小説

こちらから小説を探す