海で・・ 602
それを“もっとして欲しい”と僕が要求していると勘違いしたのだろう…有馬さんは舌の動きを早めてきた…
「ん…ぅ!」
僕はさっきみたいな声が出ないよう、身体に力を込めて必死で堪える…
それでもカリの凹みを執拗を舐められると、自然と身体がヒクヒクと痙攣してしまう…
有馬さん…いや、彩花はそんな僕を上目遣いで見つめ、反応を伺っている。
「一馬くんが気持ちよさそうで、嬉しいです」
「…気持ちよすぎて力が抜けるよ」
ニコニコしている彩花。
「じゃあそのお返しをしてあげるね」
僕は彩花を背中から抱きしめ、胸と股間を指で弄くる。
クチョクチョとした音が響き渡る。
それは厳粛なる図書室には大凡似合わない卑猥な音だった。
「は、恥ずかしい…」
彩花は身を強張らせる。
「大丈夫、僕だってこんなになっているんだからさ…」
僕は腰を迫り出し、彩花の尻の間に昂りを擦りつけた…
「ああっ、一馬くんのが、当たってるの?」
「そうだよ…僕のも興奮してこんなになってるんだよ」
「ああん、すごく元気…ああっ…んっ…あ!」
彩花のお尻に自分自身を押し当てながら濡れた股の奥を指でかき回す。
「ああん、あっ、んんっ…はあ…感じる…んっ」
彩花の吐息が、色っぽくなっていく。
指に絡みついてくる襞を掻き分けなから、奥へ奥へと侵入を試みる…
「あ!…気持ちいい!…」
初めてにしては感度のいい彩花は、きっと一人Hをやっているに違いなかった。
「だろ?…自分でヤルのとは訳が違うだろ?…」