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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 598

ドキッとした…
それはもちろん昼休みに関係を持ったばかりの唯のことを言われたのもあったけど、それ以上に有馬さんに性的な匂いを感じたからだ…

「あ、いや…まあ何となくは…」
僕はドキドキしながら曖昧に応える…

「ふふ、鈴木くんって、見た目に寄らずプレイボーイなのかしら」
「そ、そんなことは…」
有馬さんの口から出た言葉に、ドキッとさせられることばかり…

「私にも、いろいろ教えて欲しいですわ…」
「い、いや、有馬さんは彰人が…」
有馬さんが、僕の手の上に自分の手を重ねてくる。

「芝田くんはいい子だとは思うはよ…」
そんな“いい『子』”だなんて、上から目線で;…

「でも私にとっては…男性としての魅力を感じられないんですよね…」
気持ちいいぐらいに、スパっ!っと切りましたね;
でも実際は、デカチンの彰人の方がずっと男の魅力はあるんじゃないかな?…

「でも…鈴木くんには、うまくは言えないんですけど、大人の男性のような、魅力が、何か…感じられるんです」
有馬さんはそう言って腕を絡めてくる。

柔らかい、胸の感触が…

「鈴木くん…」
ウルウルとした瞳で、僕を覗き込む有馬さん。
だ、ダメだ、そんな目で見られたら…

「有馬さんがいいって言うなら…」
僕はその身体を強引に抱き寄せ、唇を奪った。

有馬さんが抵抗してくることは全くなかった。
それどころか手を伸ばし、僕のベルトを解こうとしてくる…

「そんな焦ることないよ…まだ始まったばかりなんだからさ…」
唇を離し、僕は諌める…

「ごめんなさい…鈴木くんの早く見たくて…つい…」

こうもストレートに言われると、何だか照れるよ;…

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