PiPi's World 投稿小説

海で・・
官能リレー小説 - 年上

の最初へ
 591
 593
の最後へ

海で・・ 593

「嘘だあ…普段の一馬ってそんな男じゃないよ〜」
「いや、唯こそ、僕の何を知ってるのさ…」
「初めて話したときに何と無く感じたよ。一馬よりも、一緒にいた子の方がオラオラ系のような気がした!」
「いや、それってどっちだよ…」

唯こそ、今日、今までのキャラは何だったんだ…?

まあ身体を重ねてみて、初めて分かり合えることってあるんだね…

「やっぱ僕がオラオラって…変だったかな?」
「ううんそんなことも無いよ…なんか意外だったけど、そのギャップが新鮮だった…」

「よかった…実はいつもは攻められる方が多かったりすんだよね;…」

「ふ〜ん、いつも、ねぇ…」
「あぁ…えぇっ」
「やっぱり一馬って経験豊富なんじゃーん」
唯はニヤリと笑った。

「そ、そんなことないよ…唯が思ってるほど、僕は…」
「嘘つかなくていいって。そんな一馬も、私は好きだから」
「唯…」

「ふふっ、一気に階段、上っちゃったね」

「うん;…先輩に怒られちゃうかもな?」
僕は裸のまま立ち上がり、グランドを見下ろす…

「皆元気だよね…」
横に来た唯がしみじみと言う…

グランドでは昼休みを利用して、サッカーやらバドミントンなどをする生徒で賑わっていた…

「今日のこと、先輩には絶対内緒ね」
「もちろん」
知り合って早々にクライマックスにたどり着いたなんて、誰も想像しないだろう。

脱ぎ散らかした服を手に取り、着直す。
「一馬の彼女に立候補していいかな、私」
「いいけど…ライバル多いからね?」

SNSでこの小説を紹介

年上の他のリレー小説

こちらから小説を探す