海で・・ 589
「あっ…一馬は別にいいのに…」
そう言う唯を制して僕はシャツのボタンを外し、下着も脱いでしまう。
思ったほど寒くはなかった。
お互い裸になって、抱き締め合う。
「一馬って、ホントあったかい…」
「唯もだよ…」
「ううん私なんて比べものにならないよ…一馬のココ…熱いくらいだもん」
唯の身体に密着する僕のモノは、恥ずかしいぐらいに勃っていた…
「そ、そりゃあ仕方ないさ…裸の女の子を前にして、こうならない男はいないって…」
僕は言い訳がましく言う…
「それってなんだか、裸の女の子なら誰でもいいって、聞こえなくも無いけどな…」
唯は頬を膨らます…
「い、いや、そんなことないよ…唯が、思ったより色っぽいから、興奮してるんだ、きっと…」
「…んふっ、嬉しい…」
いたずらっぽい笑みを浮かべる唯の身体を抱き寄せ、今度は僕からキスをした。
それから立て続けに、唯の身体の下へ下へ、その乳房、そして乳首へと這わせていく。
舌を尖らせ、そのピンク色の突起を何度か転がすと、次第に力を持ってくる…
「勃ってきたぜ、唯の乳首…」
僕は厭らしい口調で囁いた。
「やだぁ…そんなこと言わないで…」
唯は顔を赤く染め、恥ずかしそうに身をよじる…
そんな唯の身体を抱き寄せ、胸を中心に舌を這いまわらせ愛撫を繰り返す。
「あぁぁあんっ…んんっ…」
少し我慢しながら、くぐもった声を出す唯。
硬く尖った乳首をツンツンと舌で弾く。
「きゃぁあぁんっ!」
甲高い声。唯は何とか我慢しようと口を塞ごうとする。
「はんっ…あぁんっ、あんっ、あ、声っ、我慢できなイッ」