海で・・ 568
パンパンと腰を打ち着けながら、頭の中ではその数を唱えるように数える…
そうでもしないと、この快感に流され…直ぐにイってしまいそうだったからだ…
30まで数えると50までは頑張らねばと思い…
50まで数えられると…次は100までを目指し、僕は腰を懸命に振った…
「ああっ、あんっ、んっ、んはあっ!」
真帆の切なげな声は腰を打ち付ける毎に増していく。
もう何度打ち付けたかわからなくなってきた頃、それはやってきた。
「ああっ、んんっ…いっ、いく、イッちゃう!!」
真帆の絶頂が近い…締め付けはさらにキツさを増す。
嗚呼!そんなにされたら今までの努力がぁ!…
僕は竿への刺激を軽減するべく、腰の動きを止めるが無駄だった…
真帆が自らガンガンと腰を振ってきたのだ…
「あぁ!真帆ぉぉ!…そ、そんなにされたら…………!」
「ぅああぁん!………一馬ぁあぁく………ィイっちゃうよぉぉぉ!!…」
「う、うわぁあ、ダメだぁ…もう、でるぅ…!!!」
「ああっ!イイッ、イッ、イッちゃうぅぅぅう…!!!」
もう、止められなかった…
真帆の膣に、ドクドクと熱いものが注がれていく。
「ああ…出てる…一馬くんの、いっぱい…」
「真帆…」
全身に疲れがドッと溜まり、真帆にもたれかかるようにぐったりと身体を預けた。
今日、何回目の射精だろう?…
一人Hだって、こんなにヤったことは無い気がするよ…
たぶん今、真帆の中に注がれている精液は、サラサラの水みたいに透明なんだろう…
まあ、もう今日は打ち止めだろうから、一滴残らず出したいよね…
僕は真帆に身体を預けたまま、腰だけを振り続ける…