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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 561

「芝田ったら…無防備だよ」
「いや、これ、茜が下ろしたまま行っちゃったんだよ」
呆れる初音に、フォローしておく。

「それより、真帆はまだお風呂?」
「うん、なんか1人になりたいからって…あの子らしくないでしょ?」

「どうかしたのかな?…何か変わった様子は無かった?…」
「いつもより口数が少ないっていうか…そういえば、食事の時もそうだったじゃない…」

考えてみると、確かに初音の言う通りだった…
普段は茜と漫才のような会話を繰り広げるのに、今日は朝から元気が無かった…

何だろう、変な胸騒ぎがする。
真帆はミキさん同様、僕の大切な人だ、何かあったら僕が力にならないと…という思いは強い。

「今、行ったらまずいかな…」
「一馬だったら大丈夫でしょ…私も真帆のこと心配だから…」

「それじゃあ、ちょっと見てくるよ…眠かったら、彰人の隣にでも布団敷いてよ…」
「うん、私たちのことは大丈夫だよ。勝手にさせて貰うから気にしないで…」

「初音には飯も作って貰って…なんかいろいろと悪かったね…」
「そんなことは好きでやったんだから、いいって…それよりも早く真帆の所に行って上げて…多分、真帆…一馬が来るの、待っているんだろうからさ…」

リビングに初音と優ちゃんを残して僕は浴室に向かった。

元気のない真帆…
理由がなんであれ、僕は気になっていた。

脱衣所から様子を伺う…
シャワーの水音が響く。

「んんっ…はあ、ああっ…あ…」
それとともに聞こえる真帆の…熱っぽい声。

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