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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 560

もしかしたら茜は、僕にとっての生涯の友になるのかもしれないよな…

「それじゃそろそろ高柳の所に行こうかな…」
「ああ、そうしてやってくれるかな…」
「それじゃあこっちは一馬にお願いするよ…」

手を取られ、それが生暖かい彰人に宛がわれる…

「うぉい!!…」

咄嗟に手を離した。
「えへへ、じゃあね」
茜は悪戯っぽく笑って駆けていく。

「まったく…」
僕も呆れてはいたけど、笑ってしまった。
ああいうところが、茜が友達感覚でいられるってことなのかな…

そう思いながら再びリビングに戻る。

涼の飲んでいたマグカップを手に取り、冷めた紅茶を飲む…
アイツ今頃…
涼の思い人で無いけれど、初体験なんてそんなもんだったりするよね…
まあ何割かの男たちがそうする、風俗での童貞喪失よかよっぽどいいような気もするしね…

茜には悪いけど、ここは男の友情ってことで許して貰うしかないな…

それからしばらくして…

「ふぅ〜いいお湯だった〜」
「一馬くん、お風呂よかったですっ」
初音と優ちゃんが戻ってきた。

2人も可愛らしいパジャマを着ている。

…ということは真帆はまだお風呂なんですか。
結構長風呂なんですなぁ。

「あれぇ〜茜はぁ?…」
「あ、アイツは今、お取り込み中だと思うさ…」
「お取り込み中?…ああ高柳くんとですね…ゎぁ!」
和室に眠る彰人を見つけ、優ちゃんが赤くなる…

それはもちろん茜と涼のこともあるだろうけどそれ以上に、剥き出しになったままの彰人のモノを見つけたに違いなかった…

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