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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 555

微笑ましい光景であるのは確かだけど、初音は僕が初めての男だっただけに、少し複雑…
…って、僕も嫉妬しているのだろうか?

ちょっと迷惑そうではあるが、彰人の表情はまんざらでもなさそうだ。
何と無くあいつには秀人と重なる面がある。

お調子者でいて自分の弱い所を見せようとしない強がり…
シンクロの時なんか、金づちなのをひた隠しにしていたもんね… 
それでいて人一倍友達思いだったりするんだよな。

まあ秀人は彰人ほど巨根じゃないけど、ズル剥けで僕のよかデカいことには間違いないからな;…

彰人と初音…
巨根と巨乳のカップルって訳か…

まあ、お似合いと言えばお似合いか…本人たちにしてみればなんて話だと思われるかもしれないが。

初音だって僕のことを思ってくれるとはいえ、真帆という存在があるだけに心苦しいところはあるだろうし…

…そう考えているうちに、僕のことを思ってくれる人たちの顔が思い浮かんでいく。
茜、成美、唯…そしてミキさん…

皆それぞれに僕にいろいろと教えてくれる素敵な女性…
今の僕があるのも、この女性たちがいてくれたからこそなんだよな…

そういった意味においても、彰人や涼も一人の女性に縛られないで、いろんな人と関係を持って欲しいと思っちゃうんだな…
まあ、余計なお世話だろうけどね;…

初音が作ってくれた夕食はさすがの美味しさだった。
みんなで満足して食べ、後片付けを済ませると女子勢はお風呂へと向かう。

…あの風呂に女子4人は大丈夫なのかね、そうも思ってしまうが。

「なんか疲れたな…眠くなってきた」
「無理するな、風呂も入ったしいつ寝てもいいぞ」
そう言い出す彰人を、僕は促すと、隣の和室に入っていく。

リビングには、今度は僕と涼の2人きりになる。
そういえば、さっきの風呂での彰人もそうだけど、この男2人と言うのも初めてだな。

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