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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 549

その抵抗もつかの間。
真帆はすぐに僕の行為を受け入れ、腕を僕の背中に回す。

「こんなに激しい一馬くん、初めてかも」
「そうかな?」
「私も勢いで、一馬くんの、飲んじゃった…」
テヘへと笑う真帆。
その髪をまた優しく撫でる。

「嬉しかったよ…なんだか今まで以上に一つになれた気がするよ…」
どこかで僕は感動していた…

「私も同じ気持ちだよ…まさか一馬くんが口の中を綺麗にしてくれるなんて思ってもいなかったから…」
真帆は瞳を潤ませていた…

「真帆だからだよ…そうじゃなきゃ、自分の出したもんを口にすることなんて出来る訳ないさ…」

真帆がニコッと笑う。
つられて僕も笑顔になっているだろう。

「良かった、一馬くんとできて…」
「僕もだよ」
真帆は服を着直してシャワーを浴びに行った。
僕は真帆がいなくなったベッドに寝転んだ。
真帆がいた温もりがまだ残っていた。


そこに顔を押し付け、大きく深呼吸する…
真帆が一滴残らず飲み干してくれたお陰で、普段のような後処理はしないで済んだ…

僕ってホント幸せ者だよな…

全身で真帆の温もりを噛み締めながら、シーツに萎えた自身を擦りつけた…

その後は、再び服を着て1階に降りる。
そこからは何かが始まるわけではなく、ただのんびりと過ごしていた。

「さすが初音ちゃんです〜」
「うん、前のより美味しいんじゃないかな?」
初音が手作りのお菓子を作ってくれた。
「へぇ、野上にこんな特技がねぇ…」
「何よ芝田、文句でもある?」

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