海で・・ 538
「うっ…!」
慌てて引き抜くと同時に、赤い鮮血で濡れた亀頭の先から、勢いよく僕の欲望が吹き出した…
ま、まずい;…
そう思った時にはもう遅かった…
僕のそれは高く飛翔し…優ちゃんに向かい顔射していた;…
当然ながら止めることのできないそれは、勢いよく飛んで優ちゃんの顔を、身体を汚す。
「んっ…あぁ…」
放心状態の優ちゃんは何が起きたかわからない様子。
「あ…優ちゃんごめん…」
急いで近くに偶然置いてあったティッシュを手に取る。
「あぁ…一馬くんの…」
優ちゃんは嫌がる様子は見せず、うっとりとした表情だった。
「うれしぃ〜♪」
ペロッとそれに舌を伸ばす優ちゃん…
君って初めてにしては結構大胆なんですね;…
アヤさんの妹だけのことはありますよ;…
「ふぅ〜ん、何の味もしないんだぁ〜」
はい…大半はタンパク質って言いますからね;…
優ちゃんはニコニコしながら僕を見て
「一馬くん、ありがとう」
と言ってくれた。
「いやぁ…」
何だか照れ臭いし、少し申し訳ない気もしているから、正直これで良かったのかなぁ、なんて思ってしまう。
「大丈夫だった?」
「うん…気持ちいいって、こういうことだったんだなって」
「僕だけイって…ごめんな;…」
「ううん…初めての時はイけないもんらしいから…」
優ちゃんは顔に流れる水っぽい僕の欲望を、ティッシュで拭いながら言った。
「あ、そうなの?;…」
茜や初音の時を思い返す…
まあアイツらは特別か……?