海で・・ 537
「あぁぁあん…すごっ、硬い…いいよぉ…」
真帆のこんな声…僕以外の…と、思わず嫉妬してしまう。
…いやそれはお互い様なのに。
「(あっ)」
真帆と視線があった気がして、僕は思わず視線をそらせる。
…さっきのことのせいで、僕の分身は硬さを増した気がするし、射精感も増していた…
優ちゃんに申し訳ないと思いながらも、いつしか頭の中は真帆で一般になってしまう…
ちくしょう…
自然と腰の動きは激しさを増し、真帆に届けと言わんばかりに“パンパン”と優ちゃんのお尻の双丘を叩いていた…
「ああああっ!んんんんっ、か、一馬くん…」
優ちゃんが上げる声も徐々に大きくなる。
…自分本位になり過ぎかもしれない。
でも、真帆のことが…
「んんっ、ああっ!あんっ!」
…別の方で茜の声も響いてきた。
茜にとって2人目の男ということか…
彰人の巨根に貫かれているのか?…
それともイケメンの涼になのか?…
どちらにしろあの甘い声は、相当に感じている証だよな…
全く女って奴は…節操ってもんが無いのかよ…
どこか女性不信になってしまいそうな中で、僕は優ちゃんへの激しさを増していった…
「ああっ!あんっ、んんっ、んんんんっ!」
優ちゃんの声が、隣に引けを取らないほどに大きくなっていく。
「ああっ、あ、か、一馬くん…んんっ!」
「優ちゃん、ごめん…」
何も言われていないのに、自然に謝ってしまう。
「んんっ、ああっ!ああああっ!」
「優ちゃん…っ!」
限界を迎えたのは、そのときだった。