海で・・ 533
…優ちゃんが何を期待してるか、僕にもわかる…
「さっきの続き、したい?」
「一馬くんがいいなら…」
お互いに変に緊張して、どこか余所余所しくなってしまう。
…初めて会った日のことを思い出した。
「優ちゃん」
「一馬くん…」
顔が近づき、どちらからでもなく、唇を重ねる…
そして僕は、優ちゃんの胸をやんわりと揉み解す。
真帆たちにいい具合に解された身体は熱を帯び…ちょこんと突き出した乳首は、もう硬くなっていた…
「ぁ…」
押し殺した吐息に新鮮を感じる…
真帆を初め茜も初音も、手で口を覆いたくなるほど、その声は大きいからね;…
その押し殺した声は、漏らしてしまうのを必死に我慢しているようにも見えて、さらに新鮮に見える。
吸い付くごとに硬さを増していく突起、優ちゃんの身体がヒク、と律動するのがわかる。
胸の愛撫にとどまらず、僕は遊んでいるもう片方の手を下半身へと伸ばした。
指で探し、ここにもある突起にそっと触れる…
「…ひゃぁっ!」
と声を上げ、優ちゃんはピクッと爆ぜた…
「気持ちいいだろ?…ココを弄ると皆そうなるんだよ…」
僕は指腹でクリトリスを転がしながら、耳元で囁いた…
「ん、んっ、あっ」
優ちゃんが身体を強張らせて喘ぐ。
少し指でさするだけでビクッと激しく震え、ソコが愛液で湿り出す。
このポイントは、優ちゃんの姉である唯さんが一番感じる部分だったのを思い出す。
「んんっ、はああああ〜っ!!」
割れ目に沿って指を動かし、中に近づく。