海で・・ 532
「初音〜一緒に高柳くんの皮、御開帳しようよ〜」
初音を呼ぶ真帆…
「きゃん!」と言って初音も僕の元から去っていく…
なんだよ…僕はどうすればいい訳?…
そんな僕の目の前には、いいところで置き去りにされた優ちゃんが、ポカンと口を開けていた…
ああ、真帆は初めての優ちゃんは、僕に任せるってことだったんだな…
真帆に続き、茜、初音も僕に向かって視線でサインを送る。
…ごめん、僕、君たちのことまだ何もわかってないな。
そう思いながら、僕は優ちゃんに近づいた。
「一馬くん…」
「優ちゃんのお相手は僕みたいだ」
「いいです、嬉しいです…」
優ちゃんははにかみ、笑顔を作った。
(優ちゃんのためにも、別室で2人きりになってもいいかな?)
僕は残り3人の女子に目配せした。
しかし3人とも、もう僕の方には向いていない…
仰向けに寝そべらさせた涼と彰人を跨ぎ、ストリッパ―さながらに服を脱いでいた…
初体験でこんなのありか;?…
涼と彰人の今後を心配に思いながらも、僕は優ちゃんにはちゃんとした体験を向かえさせてやろうと、手を取った…
優ちゃんの手を引いて、向かったのはリビングの隣の和室。
普段はあまり使わない部屋だ。
「いいのかなぁ…みんな…」
「あの状況じゃ僕らは気にされてないよ」
僕も優ちゃんも不思議と、笑いが込み上げてくる。
「一馬くんは、初めて会ったときと変わらないなぁ」
「優ちゃんはだいぶイメージが変わったよ」
「うん…彩姉にこの家に連れて来てもらった時は、凄い緊張してたんだ…」
「今は大丈夫?…真帆たちが図に乗ってあんなことして…、嫌じゃなかった?…」
「ううんそうでもない…お陰で皆の元気なモノ…見れたし」
優ちゃんの視線が僕の股間に注がれる…
僕の分身は、まだマックスでは無かった…