海で・・ 502
「ん?どうしたのさ…」
真帆の顔を覗き込む。
「あ、ゴメンなさい…お邪魔だったら私、下に行きますけど…」
「何言ってんのよ優ちゃん…、いろいろ知りたいんでしょ?…」
へっ?…いろいろって、優ちゃんは僕の何を知りたいっていうのさ?…
「あ、は、はい…」
優ちゃんの顔がほんのり赤らんでいる。
「優ちゃん、ここは、優ちゃんにとって女になる大きなチャンスなんだよ…」
「はい…」
真帆が優ちゃんの肩に手を置く。
「優ちゃんのことはお姉ちゃんから話を聞いていたから…」
そうか、ミキさんとアヤさんの妹…
てか、女になる大きなチャンスって何なんですかね;…
「おい真帆…どういうことなんだよ?…」
「あ、一馬くんも協力してあげようよ!優ちゃんに力を貸してあげよ!」
力って;…
雌猫の言うことだから、そういうことだとは思うけど;…
「…出来れば僕も協力したいけどさ…今はちょっと;…」
初音に抜かれ過ぎて、役に立つ自信は無かった;…
「大丈夫!私が、手伝ってあげるから…」
そう言って真帆は自分の服を脱ぎ捨て、下着姿になる。
…初音の身につけていたのと同じ、黒のブラが
「真帆ちゃん?」
「真帆…お前…」
優ちゃんの顔はさらに赤みが増し、僕もそれ以上言葉が出ない。
まあ優ちゃんのことを考えてのことなんだろうけど、そこまでやるかね;?
「さあ優ちゃんも恥ずかしがってる場合じゃないよ!ちゃんと着けてきた?黒の下着…」
おいおい優ちゃんまで黒の下着って訳かよ?
誰が言ったんですかね?…僕が黒い下着が好きだなんて;…