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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 484

「真帆ぉ〜明日一馬くんの家でパーティーやるみたいなんだけど、何ぃ着ていこうかぁ?〜」
おいおい…それって誘ってるって言えるんですかね?

「あ、うん…」
「私ら受験でハロウィンとか出来なかったじゃない〜どう?季節外れの仮装パーティーって?!」
何もそんな大層なことしないでもいいんじゃないか?…

「あ、それだったら演劇部の衣装借りる?」
茜さん;…自然に真帆をその気にさせるだなんて…ある意味尊敬しますよ…

不機嫌そうだった真帆が、少しずつ頬を緩ませていく。
…お前はお前でちょっと軽くないかね。

「そんなことしていいのか?部長に内緒で」
「もちろん許可はもらうさ」
涼の問いに茜はあっさりと答える。

…いいけど、植田先輩がついてきやしませんかね。

「衣装って、俺らが着れるもんもありますかね?」
彰人お前…なんかノリノリなんじゃないかぁ?

「それゃあ無理だろ?この学校は数年前まで女子高だったんだぜ、男子が着れる服なんてある訳ないって!」
僕は彰人を諌めるように言う…
仮装なんて恥ずかしいだけだからね…

「それがさ、歴代のOGに背の高い女子がいたんだと思うのよ…三人が着れる衣装もちゃんとあるから安心したまえ!…」
茜…?何かにやけていません?…

「おおお、マジかよ!」
彰人、君も軽いぞ…
…もともと女子の衣装ってことだから、女装させられるんだぞ…

「まあ、衣装の話がどうなるかは別として、一馬の家にお泊まりするのは決定ってことでいい?」
「ああ…構わないよ」
初音からそう言われ、頷く。

まあHなことは出来ないだろうけど、彰人と涼と男三人でエロビを観るよりマシだもんね;…
これならあかりさんに妙な詮索もされずに済むしな…

「楽しみだなぁ〜、一馬くんの家行くの久しぶりだもん〜」
横に来た真帆が誰にも聞こえない小さな声で呟く…

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