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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 483

「へー、なんか楽しそうじゃん」
初音が口を挟む。
「芝田と高柳がホントにモテる男になれるか試してあげようか?」
何言い出すんだ…茜…
「面白くなってきましたねぇ…週末は一馬くんの家でみんなでお泊まりしましょうかね〜」
優ちゃん…やっぱり君は、アヤさんの妹だよ。

「そんな突然お泊まりだなんて、御家族の方に迷惑じゃない?」
流石初音!気が効くよねぇ。

「お家の人は土曜日から旅行でお留守みたいだから、大丈夫ぅ♪」
優ちゃん;何で君がそれを知っているんだぁ?…
あ、ゆかりさんか…?

「…だからって一馬ひとり置いてってのもどうかと」
初音は腕組みして思案顔。
「あまり2人の仲を邪魔したくないからね」
「…あれ?お前、入学前に母さん亡くなったんじゃ…」
…彰人、急に鋭くなるな。

「うん…まあ、話すといろいろ…長くなるわけでな…」

「一馬も苦労してんだな…」
しんみりと言う涼は、肩を組んできた。

「あっ;、苦労ってことは全く…」
苦労というよりも、いい思いをしているんですけどぉぉ;…

「そんな痩せ我慢しないでいいって、辛い時は何でも言って!私たちは一馬くんの味方だぁよ!」
茜;…その気持ちは嬉しいんですけど…;

「じゃあ独り身の一馬くんのために、みんなで…」
優ちゃん、そう言っときながら君が行きたいだけでしょ?
「ま、同級生ん家なら親もなんとも言わないっしょ」
初音さんも徐々にノリノリになってきましたね…

「…」
「…おっと不味い、『正妻』が不機嫌になってる」
茜、真帆のほうを見て何言いやがりますか。

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