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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 472

まあ真帆が僕の相手役になるんだったらいいけど、涼や彰人のどっちかとカップルになって、いちゃいちゃしないとも限らないしな…
それを考えると、真帆は抜けてもらった方が僕としては有り難い。

「ねぇ―ちょっとぉ〜真帆真帆って、私が対象から外さたことに未練は無い訳ぇ?」
茜;…君が名器なのは…僕だけが知ってますから;…

「はい、茜ちゃんも今回は我慢ね」
植田先輩が茜の肩をポンと叩いて宥める。
「いや、私は別にどうだっていいんですけど…」
茜さん、悔しさがにじみ出てますよ。

遠藤先輩の話は続く。
「でさ、これから女の子3人にも同じ話をするんだけど、顔合わせしない?」

「えっ?これからですか?」
僕はなんだか緊張してしまう。

「そう、君たちの気が変わらないうちに、概略だけでも説明しておきたいのよ。」

「そんな…僕は遠藤先輩を裏切るような真似、絶対しませんから…」
涼…君が歳上キラ―って言われるの、分かるよ;…

「はいはい、キザなナンパ師さん、ありがとね」
そんな涼を軽くあしらう遠藤先輩。

「女の子たちは先に部室に呼んだから待ってもらってるのよ」
「え、そうなんですか」
…先にこの話ありきだったのだろうか。

「でもどんな子か気になるじゃんかよ〜」
彰人…君は可愛い女子なら誰でもってことかい。

「先に名前だけ教えてあげるね…1年1組の有馬彩花ちゃん、1年3組の水内唯ちゃん、1年4組の川原恋ちゃんの3人ね」

どの子も知らない名前だった…
工藤さんがいないことにがっかりし、どこかで工藤さんを期待していたのだと…認識させられた…

「へぇ〜彩花ちゃんと、唯ちゃん…それに恋ちゃんですかぁ〜」
「彰人お前、知ってんのかよ?…」
「ううん…全然、でも皆可愛い名前だよなぁ〜」
彰人…ある意味お前を尊敬するよ;…

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