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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 469

あ、お前、いたんだ。
いつの間にか背後にいた彰人が、隣にやってきた。

…涼や僕は先輩たちと少しでもつながりがあるからわかるが、なぜ彰人も?
コイツは嬉しそうだからいいけど。

「そういうことなんで、ちょっとお時間いいかなぁ?」
「うはっ、合コンですかぁ!」
…お前、何か勘違いしてるぞ。

「はいはい、そういうことは成美にお願いしてね。」
軽くあしらわれる彰人…
君の童貞生活は、まだまだ続きそうだよな;…

「あら彰人くん〜シンクロはお気にめさなかったの〜?」
成美…途中で居なくなった彰人を、根に持ってますよね?…;

「う、げっ…そ、その、急にお腹の調子が悪くなりましてぇ…」
「へぇ〜そうなんだぁ〜」
あ、ちょっとこの成美、やばいぞ。
昨日の大賀さんに対する態度と似てるもん。

「期待した私が馬鹿でしたかぁ、それは申し訳ございませんでしたねぇえ」
…だから、怖いですって、成美さん。

「あ、いえ;…実を言うと俺…、泳げなくて…;」
偉いぞ彰人!でももっと早く言えよな;…

「そうなんだ〜女の子目当てに覗きに来たに過ぎない訳ね?…」
更に怖いですよ…言い方に刺がありますから…

「あ、はぃ…すみません;…」

「ま、まあまあ…男の子だもん、そういうことがあって仕方ないよ」
気をきかせて植田先輩が成美を宥める。

「…先輩、天使っすね…俺、演劇部も見てみようかな…」
また余計なことを…涼も露骨に嫌な顔してるし。
「あ、ウチは冷やかしさんはお断りだからね?」
…天使スマイルでさらりと言ったぞ、植田先輩。
この人はこの人で容赦ないな…

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