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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 468

「でも嬉しくない訳じゃないぞぉ!君みたいな年下の男の子に慕われるって、気分いいもの!」
涼の頭をムシャムシャと掻きむしる遠藤先輩…
子供のようにいいなりになっている涼は、みるみるうちに顔を赤らめていく。

「おっ?!カップル誕生かぁ?〜」
横から囃し立てる成美と植田先輩…

涼が童貞を喪失する日は、近いかもしれないよな!

「瑞穂も彼氏ができるっぽい…瑠璃、先越されちゃうかもよ?」
「やだなぁ成美…誰も勝負してないし、私は今すぐ欲しいわけじゃないもん…」
成美と植田先輩がそんな会話をする。

「仲良いんですね」
「あ、私たちね、幼稚園の頃からずっと一緒だったの!」
僕が聞くと、成美がそう言う。

太陽みたいに明るい成美はどこかアヤさんに似ているし、影のある植田先輩は梨花さんを思い出さされる…
全くタイプは違う二人だけど、それが返って引かれ合うのかもしれないよな…

「そういえば瑞穂、男の子たちにお願いがあって来たんでしょ!」

僕たちにお願い?…
部活に入る勧誘なら、もう間に合ってますけど…

「そうそう、君たちにモデルになってもらいたいの!」
遠藤先輩が満面の笑顔で言う。

…モデル?
いったい何の?

「今年の一年生でイケてる子がいないか成美と瑠璃に聞いたら、君たちの名前が挙がったのよ♪」
…ああ、そうなんですか

ニヤッと笑う成美と、申し訳なさそうに微笑む植田先輩の姿があった。

「そう言って貰えるのは嬉しいですけど、もっとイケてる奴、他にもぱいるんじゃ?…;」
僕は頭を掻きながら、はにかんだ。

「ううん、成美や瑠璃以外の女の子たちにも聞いたのよ…そしたら鈴木一馬くんに高柳涼くん…それに芝田彰人くんの三人組みの名が上がったんだよ…」

「うぇ?!俺もぉっすかぁ!」
声を荒げる彰人の顔は、確かに輝いていた。

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