海で・・ 47
「(ぱ、パイ○リ…)」
僕は興奮を隠せないでいた。
目の前で憧れの美少女が自らの乳房で分身を挟んでいるんだから…
思えば、ミキさんにもされたことがないかもしれない…
今度交えるときはリクエストしてみたくも思ったが、そうすると何か勘繰られそうで怖いから、やっぱりやめておこうかな…とも思う。
そんな煩悩丸出しの僕に反して、真帆は一生懸命ご奉仕を続けている。
真帆の寮胸に挟まれる僕の分身は、今にも発射しそうなくらい膨張し、先走り液も次第に溢れてくる。
「くぉお…」
それがあまりにも気持ちよくて、男として情けない声が出てしまう。
「一馬くん…気持ちいい?」
両手でしっかり持って男根を挟んで上下運動を繰り返しながら、真帆が尋ねる。
「うん…どうにかなってしまいそうなくらい気持ちいいよ」
「ふふっ…嬉しい」
さらに笑顔を増しながら、真帆は僕の分身への奉仕を続ける。
そのペースは次第に速まり、興奮は高ぶる。
「は、はぁあ、ふぅっ」
真帆も自分でしているうちに興奮してくるようだ。
僕も限界が近いと悟る。
「ん〜、はっ、あっ」
真帆の熱い吐息が、僕の身体にかかる。
それが余計に興奮を助長する。
「ま、真帆…」
「イク?いつでもイっていいよ…♪」
色っぽい笑顔でそう言われてしまうと…
「うわぁっ!」
「あっ!」
勢いよく精液が噴射される。
それは真帆の顔を容赦なく襲い、たちまち汚していく。
「わぁ…」
顔面に思い切り精液をぶっかけられているのに、真帆は笑顔だ。
精液を指で取って、それを舐める。
「うふふ…一馬くんの、美味しい♪」
真帆は楽しそうだ。
今までの行為を見ると、秀人は彼女に対してかなり受身だったのではないかと思える。
もしくは…これだけの奉仕行為を短期間の間に教え込ませたのだろうか?
秀人本人には聞けないから、憶測でしか判断ができないのだが…
「なんか、上手だね」
「えへへ、そうかな?」
悪戯っぽく笑う姿は、やはり歳相応だ。
「私ね、好きな人にはとことん尽くすタイプになりたいの。そうすれば、相手の人の笑顔もたくさん見れるから…」
なるほど。
―さて。
僕も、いつまでも受身でいては、男として失格ではないか。
ここからは、攻守交代と行こうか。
体勢を変えて、真帆をソファーに座らせる。
僕は隣に座って、ゆっくり彼女をソファーの上に押し倒す。
上から覆い被さるように、真帆の顔をうかがう。
「一馬くんって、優しいんだね」
「…どういうこと?」
「一つ一つの行為が、なんて言うのかな…優しくエスコートされてる感じ、って言うのかな?」
まあ…相手は年上のミキさんだからなぁ…
とすると…?
「秀人くんは、なんて言うか、自分本位で、私が気持ちいいかとかあまり考えてなかった気がするんだよなぁ…」
そうなのか…
ある程度予感はしていたが…