海で・・ 443
「あっ、先輩っ…」
「うふふ、一馬くんのココ、すっごく硬くなってる…大きいし…」
板野先輩が僕の分身をそのままさらけ出す。
「元気だね」
「先輩…」
「ねぇ、私のことも、成美って呼んでほしいな…」
「…成美さん」
「あ、“さん”もいらないよ…」
「な、成美…」
「ふふっ、いい感じぃ〜年下の男の子に呼び捨てにされるのって、なんかいぃなぁ」
「そ、そうですか…?」
「ふふっ、女はね…そういうもんなのよ…」
…どういうことなのか、僕にはよくわかりません。
そんな僕の気持ちもよそに、板野先輩…いや、成美さん…いや、成美は僕の分身を両手でそっと触る。
(やっぱり先輩を呼び捨てって抵抗あるけど)
「一馬くんのココ、元気…あっ、またピクッと動いた…」
僕のを見て、うっとりした表情を浮かべる成美…
「やっぱ、さっき見たのが刺激あり過ぎでしたよ;…実を言うと、あれから勃ちっぱなしなんです;…」
僕は自らの手で半ずらしになっているズボンを、ボクサー共どもに下ろしながら言った。
「なんだ…それなら早く言ってくれればよかったのにぃ〜」
「言えませんよそんなこと;…一刻も早く成美と別れて、トイレで鎮めたいと思っていたんですから;…」
「そんなのもったいない〜、自分で一人でするぐらいなら、私、いつでも手伝うのにぃ」
「い、いつでもって」
めっ、と僕の鼻先を指でつつく成美。
こうして見ると、年上だけどちょっと子供っぽいところもあって可愛い。
「何笑ってんの?」
「え、いや…」
「ねぇ、一馬くんって、彼女いるの?」