海で・・ 427
最後の一滴まで放出し終わった僕は、ゆっくりとソレを抜き出す…
ズボォボォ…
中に入っていた空気が大きく音を立て、同時に精液がドロッと流れ出した。
「ヤバ、汚しちゃったよ…;」
「気にしないでいいよ。綺麗にしてあげるね。」
歩美さんは僕の股間にしゃがみ込み、パクっとソレをくわえ込んだ。
そのまま、一滴残らず綺麗にしてくれた歩美さん。
経験の豊富さを思わせる。
「ありがとう、一馬くん」
「僕のほうこそ…歩美さんの力になれたら…」
「十分、なってくれたよ」
歩美さんは僕にそっと、しな垂れかかった。
「来月、式を挙げる予定だったの」
歩美さんが、自分から語りだした。
「でも…もう二度と出来なくなった…」
「どういうことです?…」
女性ならではの柔らかい弾力を感じながら、僕は腕を回す…
「大人になると…いろいろあるの…」
歩美さんはため息混じりに囁いた。
「いろいろですか?…」
歩美さんの髪に口づけながら、僕は聞いた…
「うん…」
歩美さんは、表情を曇らせて、俯いた。
…これ以上は、今は、聞かないほうがいいのかな
僕はそう思った。
「あ、早く、服着ないと、美貴ちゃんが戻ってきちゃうね」
「そうですね」
僕はミキさんが持ってくるからまだ着れないですけど。
急いで服を着る歩美さんを見ながら、僕は膝を抱えた…
「歩美さん…なんだか僕、すごく勉強になりました…」
「やだぁ、そんな私…教えることなんて何も…」
歩美さんはブラジャーのホックをはめながら微笑む…