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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 416

ジョ〜…と放出される何かに気づくのに、そう時間はかからなかった。

想像しうる最悪の事態に、僕は言葉を失う。
「そんな顔しないの」
板野先輩はそれでも平然として、僕に囁く。
「誰も気づいちゃいないし、誰にも言うつもりもないよ…鈴木くん、そのまま、普通に…」
「は、はい…」
板野先輩の手解きに従い、身体を動かす。
健康的な小麦色の肌が、僕の身体に密着する。

腰に回された手が巧みに動き、競パンの横から出た“僕自身”を元の場所に戻してくれる…

ヤバくね?
板野先輩にしっかりと触られちゃったよ;

再び僕の顔は赤く染まる…
何たって冷たい水のせいで、ガキのみたいに小さく縮み上がっているしな;…

その後も、板野先輩に手取り足取り教えてもらいながら、トレーニングに参加する。
「鈴木くん、可愛いなあ」
終始ニコニコ笑顔の板野先輩に、僕はドキドキしっぱなしだった。

「成美ったら、鈴木くんのこと気に入ったのねえ」
相楽先輩が羨ましげに言う。

「それゃそうだよ〜肌なんてツルつるで、女の子みたいだよ〜」
確かに僕は男のくせに体毛が薄いと、秀人に馬鹿にされたことがあった;…

「へぇ〜そうなの?私も触って…いい?」
相楽先輩…僕の返事を聞く前に、身体擦り寄せてるじゃありませんか…;

右に板野先輩、左に相楽先輩と、僕は2人のタイプの異なる先輩にサンドイッチされてしまった。

「ホントだ〜、鈴木くん、肌綺麗!」
「でしょう?」
…お二人とも、あんまりスリスリしないでください…

…そんな僕らを見て、工藤さんが羨ましそうに見つめてくるのだった…

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