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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 413

個室に入り、あの工藤さんが用意してくれたという小さい競泳用パンツを下ろす…
ビタッ!
締め付けを無くした僕の勃起は、喜んだかのように腹を打った…
「ふぅ……」
僕はやっとの開放感に安堵し、ドアに背を着きソレを握った。


ミキさんや工藤さん、先輩方の水着姿が脳裏に焼きつく中、それを扱くと先端から先走り汁が溢れていく。
「うぅっ…」
あれは刺激が強すぎる。
…いや、もっと見ていたい気もするけど。

「ふぅ…」
出し切った後のなんともいえない空気。
ツンと鼻につく臭いを流しつつ、再び競泳用パンツを穿く。

きっと彰人も同じだったのだろう。
男って情けない生き物だとつくづく思わされる。

壁に跳んだ飛沫もトイレットペーパーで拭い、便器に流す…
この学校で三年間…あとどのくらいこんな報われない精子を放つのか?…と思うと情けなさは増してもいく…

個室から出て、洗面台で手を洗っていると…鏡に写り込んでくる涼のニヤケ顔…
「うわぁビックリさせんなよ!」


「やあ一馬、すっきりしたか?」
「おい…帰ったんじゃないのかよ」
「失礼な。僕だって一応部活に入ったんだからさ。仮入部だけど」
…ああ、そうでしたね。

「ま…信藤ならもう休憩終えて行ったけど、お前はいいのか?」
「うん、もう少しいいって」
悔しいけど、涼は爽やかでいけてる奴だ。
秀人とはまたタイプが違うね。

切れ長の目にサラッサラッの前髪、表情が読み取り難いクールフェイス…
秀人が南国系のイケメンなら、涼は和風なイケメンとでもいうのだろうか…
まあどちらにしろ二人とも、僕に負けないぐらいスケベであることには間違いないけどな…

「涼はこんな所で何やってんだよ?…」
「待ってたんだよ、一馬が出て来るの…ここ個室一つしかないからよ…」
「あ、悪い…ウンコ?」
「いや、お前と一緒だよ…」

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