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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 403

「知らねー知らねー。こんなどこから見たって普通の男が、そんなモテるんかぁ〜?」
彰人の発言の横で、"うんうん"と頷きながら茜を見上げる涼…

「ふふ、だから男子はガキって言われるんだよ。普通っぽく見えて普通じゃないのが、一馬くんのいいところなんだぁよぉ。」

「ふぅえ?普通っぽく見えて普通じゃないって…一馬お前、勃ったらすげぇ〜巨根だったりすんのかぁ?」
むんずと僕の股間を握ってくる彰人…横から涼が玉を揉んできた。

…たく、だからお前らはガキなんだよぉ;

「あーあ、やだなぁもう、芝田も高柳もまだまだお子様ねえ」
茜が呆れながら両手を上げて、お手上げのポーズを作る。

「なんだよ…木崎さんは一馬のいいところ、知ってるのか?」
少し不服そうに涼が茜に向かって言う。
「まあね」
「どこなの?」
「それはヒ・ミ・ツ」

「うおおおお!一馬の童貞喪失の相手ってアイツなぁのぉかぁぁ?!」
おい彰人!!股間を握りしめんなぁ!
「痛てーよぉ!離せってぇぇ!」

「で、どうなんだよ?木崎さんが…そうなのか?」
耳元で囁くなよ涼…ゾクゾクすんだろ;

「違う違う!!お前らからかわれただけだってぇぇ!」
確かに茜のバージンは僕が貰ったけど、僕が童貞を捧げたのは…ミキさんだもんね。

「くー、なんなんだよ木崎の奴ぅ」
「…結局わからなかった…」
彰人も涼も文句を垂れながら自分の席に戻る。

向こう側でそれを見ながら工藤さんと優ちゃんがクスクスと笑っている。
それに茜が加わって何か話している。

何なんだよ男子も女子も、僕を話しの魚にしやがってよ。

「どうしたのよ?そんな顔してぇ〜」
「あ、真帆。おはよ…」
「何か機嫌悪くない?」
「なんか部活の話しから、いろいろね…」
「シンクロか演劇?…(お姉ちゃん)に夕べ聞いたよ。」
「うん。どっちもなんだか気が載らなくてさ…」
「そうかぁ〜それなら気を使わないでもいいよ。一馬くんは自分のしたいようにするのが1番だよぉ。」

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