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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 400

…のー、そちらの部活もですか…
「…うーん、複数の部活の兼部って大丈夫なんです?」
「プールはひとつしかないから、毎日練習はしないんだ…基本週一、多くても3日くらいで」
ミキさんが言う。
そうだよな、普通の公立校ならプールはひとつだけだもんな。

でも、演劇部ってちょっと僕にとっては敷居が高そうだ。

「何でも言って下さいと言っておきながら申し訳ないんですが、やっぱり演劇は…」
「あらそう?…一馬くんなら舞台栄えしそうなのに〜」
「わぁ〜そう言われると、一馬くんのロミオ、観たくなってきたぁ〜」
「でしょ?あのピチピチのタイツ姿…似合いそうじゃない?…」
…おい、そっちかよ;

「でもやっぱ、男一人っていうのもなんだし…」
「それなら心配いらないはよ。一馬くんのクラスの高柳くん、仮入部したのよ。」

「へぇ、涼が?」
少し驚いた。
まあ、涼の場合は香織さんのことが好きだから、というのも知ってはいたが。

「うん、昨日、だったかな」
へえ、なかなかやるな…
「高柳くんにも美貴ちゃんの部の話をしようと思ってるの」
香織さんが言う。

涼がシンクロ!?…
いくら香織さんの頼みでもそれは無いだぁろう…
何たってお洒落に気を使っている涼が、あんな競泳用パンツを穿く訳がないもんね…

「競パンなら、涼よりか彰人の方がいいんじゃないですか?」
「芝田くん?うん、あの子もいい線いってるはよね。」
…いい線って、どんな線なんすか?;

「まあ、あいつだったら話してみたら興味持つかもしれませんし…」
「ホント?じゃあお願いね、一馬くん♪」
「せっかくだからうちの方も話して欲しいな〜」
ミキさん、香織さんとも口をそろえる。

さて、これで話は一応…
シンクロのほうは工藤さんがいるけど、
「香織さん、女子の演劇部には1年生入るんですか?」

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