海で・・ 395
「痛いですか?…何か僕、いつも以上に興奮しちゃって…;」
眉をしかめる香織さんに申し訳無かった…
こんなことなら、半勃ち状態で入れてあげれば、もっと痛くは無かった筈だ…
「大丈夫…それによりも…一馬くんが私の身体にこんなにも興奮してくれて…嬉しいは…」
涙を浮かべながら、香織さんが微笑む。
僕は指でその涙を拭ってあげ、香織さんにキスをした。
ただでさえ狭い中がさらにキュッと締め付ける。
「う…」
「ん…一馬くん…もっと…しても、いいよ…」
香織さんが、僕に求めてくる。
僕はその言葉に促されるようにして、腰をぐっと前に迫り出す…
「ぅ…」
香織さんは眉間を寄せ、歯を食いしばった…
「痛みは快感で補えるは…」
ミキさんはそう言うと、香織さんの乳房をゆっくりと揉みはじめた…
「はああっ、んんっ、あんっ」
香織さんがさっきよりも大きな声をあげる。
中がスムーズになったような気がして、さらに奥まで届けるようになる。
「…あ、ああっ…か、一馬くん…はうっ!」
締め付ける力も強くなり、僕も余裕がなくなってくる。
それを緩和させようと、僕は懸命に腰を振る…
今までは射精を食い止めるためには動きをなるべく抑え、刺激を和らげる為に努めた。
それなのに香織さんとの場合は違った…
この締め付けを緩めないと、僕は今にもイってしまいそうだった…