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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 383

…しまった

「ま、まあ、その、同級生のお姉さんで…」
「あら、そうなの?」
「う、うん…」
…なんとか取り繕ってはみるものの、あかりさんは僕をニヤニヤ笑って見つめている。

しかし、担当が女の先生が多いのに、どうして担任だけが男なのか…
そこには文句は言えないが…

しかも藤堂先生、女子生徒にモテモテの爽やかイケメンだもんな…

なんか僕は、前にスポーツクラブで会っていたせいか親近感はあるけど、他の男子からは女子にモテるってことで敬遠されてるみたいだし、イケメンも楽じゃないのかもしれないよな…

ちなみに藤堂先生は体育の先生だ。
イケメン、背が高くて色黒。
女子人気が高いのも当然か。

…ただ、茜、初音、それに優ちゃんはイマイチ藤堂先生には気が無いようだ。
初音に理由を聞いたら
「暑苦しい」
の一言であしらわれました。
まあ優ちゃんを抜かしたら、茜も初音も僕のことを好きなタイプだと言ってくれるんだから、それも無理もない。
どちらかというと、僕と藤堂先生とは真逆だもんね。
だから返って僕は藤堂先生の存在が気にもなるし、皆が言うほど嫌な感情も沸いてはこないのかもしれないよな…

…藤堂先生のことを思い出しているうちに、水泳部のことも思い出した。
水泳部は藤堂先生とミキさんが顧問だったっけ…

全く泳げないわけではないが、得意なわけでもない。
ただ、顧問があの2人だということが気になるのだ。
…一度、見学してみるべきなのだろうか?

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