海で・・ 368
「は、はい…」
てか、思い出させるのはあかりさんじゃないですか…
「ふふふ、さあ遠慮しないで思いっきりヤっていいよぉ」
結合部分を迫り出してくるあかりさん…
「ぁ、僕が動きますから…」
自分のペースで動かないと、今にもイっちゃいそうだった…
「ああっ、あっ、あんっ、すごい…すごくいいよ、一馬くん…」
「あかりさん…僕もです…」
自分から動いていてもそうは長くないのがわかるような気がする。
父さんには申し訳ない気がするが、あかりさんは素晴らしい人だ…
この関係を続かせる為にも、早く終わらせなければ…
今までは、少しでも長くもたせることを考えてのセックスしかしてこなかったけど、今回はその逆だった。
まあこうなってしまったのも偶然といえば偶然で、滑った拍子に挿入してしまったんだから、事故みたいなもんだ…と自分をいい聞かせる。
「ああっ、あっ、いいよ、一馬くん…もっと…」
あかりさんが僕の背中に手を回していく。
そのせいでさらに締め付けが強くなっていく。
「ううっ、あかりさん…」
「来て…イっていいよ、私も、気持ちいいから…」
「あかりさん…!」
限界の時は直ぐそこまで来ていた。
僕はこれ以上は無理なぐらいに腰を深く沈める…
「ああ!素敵!!」
それに応えるように、あかりさんが締め付けを強くしてきた。
「ぅ!」
漏れる声と同時に全身に力が入り、腰裏からドクリとした熱い塊が、先端に駆け上がっていく…
「うっ!!…ぁ…ああぁぁぁぁかりさん!!!イキそぉですぅ!!!イっちゃう…イっちゃう…イっ…イクゥゥゥゥゥゥ!!」