PiPi's World 投稿小説

海で・・
官能リレー小説 - 年上

の最初へ
 361
 363
の最後へ

海で・・ 363

「ふふふ、どこで聞いたのかな、それ」
「秘密です」
「一馬くん、お父さんとは違うのね」
「そうですかね?」
母さんは身体が弱かったから、父さんもそれなりに日頃から家事をこなしていたけど。
あかりさんとの生活で、少しは違うようにしたかったのだろうか。

まあ家のことは一切やらない関白的な生活は、男なら誰だって憧れるのかもしれないけどな…

それにしても、風俗とか亭主関白とか…
今までの母さんとの生活では、決して知ることなどできなかった父さんの違った一面を…知ってしまった気がした。

「お風呂沸いてるから入ってね」
「はい」

あかりさんとの生活も、新鮮でなんだか楽しい。
少し困ったところもあるけれど、父さんが選んだ人なのだから。
何も言うことはない。

「♪〜」
僕は服を脱いで、普段なかなかない一番風呂を楽しむ。

風呂を洗うのが面倒で、ついシャワーで済ませてしまたっていたけど、やっぱり湯船に浸かると気持ちいいよな〜
僕は手足を伸ばし、思いっきりリラックスする…

トントンッ…
「どう湯加滅はぁ?〜」
ノックとともにいきなり顔を覗かせるあかりさん…

…うぁ!ノックの意味ないじゃないですか〜

「だ、大丈夫ですよー」
「そう?よかったわ〜」
いきなり開けられてビックリしましたよ、もう…

「私も一緒に入ろうかしら?」
「へ?」
「一馬くんの背中、流してあげようかなって」
いやいやいや、あかりさんは僕よりも父さんと一緒に入るべきなんじゃ…

SNSでこの小説を紹介

年上の他のリレー小説

こちらから小説を探す